古いカメラに

古いカメラはほとんど処分してしまっているが、なぜかリコーのDC-2(S)L(1996年)が手元に残っている。フラッシュメモリーも挿したままだったので、電池を入れてみたところ、どうやら動作するらしい。ではと、写ン歩に持ち出してみた。贅沢にも外部モニタ&フラッシュ内蔵である。

このカメラはファイル形式がJPAG準拠の圧縮ではあるがJPEGではない。おまけに、VIDEO用の素子の流用だったはずで、ドットが正方形ではない(はず)。

驚くことにEXIFに対応してないんである。もやっとしているねぇ。どことなく古さを感じるのは何だろうか。若干縦がつぶれているような気がする。

めちゃめちゃだな。このカメラ入手したころ、あまり持ち出した記憶がない。ハーフサイズっぽい見た目ながら、ジーンズの後ろポケットには入るがフィルムカメラよりはずっしりで、動作もまったりとしていたので、使わなかったのかな。

多分一番の理由はファイル形式が特殊だったからだろうけど。

この機種の持病として、電池ボックスのふたが弱いというのがある。電池を入れていると端子のスプリングに負けて、ヒンジのプラスチックが割れてしまうんである。今回は輪ゴムで補強して持ち歩いていたけど、いつの間にか輪ゴムはなくなっていた。まぁ今となってはどうでもいいけど。

単三4本で動作するが、PCMCIA TYPE2のフラッシュメモリーなので、ちょっと古いPCを引っ張り出してこないと画像を取り出すことさえできない。今となっては手順がすごく面倒なだけでわざわざ使う価値があるんだろうかなんて、首をかしげながらちょっとだけ遊んでみた。引き続きお蔵入り決定。

AI的でない

桜は咲き始めたばかり。超浅い被写界深度で簡単に外れるピントに苦しみながらパシャリ。

カメラのモニターで画像を確認したところ花や枝の周りにシャープネスの過補正のような光るふちが…

画像を見てもらえばわかりますが、そんな感じはないかと思います。

花を等倍に確認するとつぼみの部分に産毛が、日の光を浴びて光っていました。これはAIでは作られない部分かなぁ

それにしても自分で撮っておいてなんですが凄まじいボケです。おそらく被写界深度が数ミリしかありません。意味があるかどうかは別としてスマホでは取れない写真かなぁと思います。

オーディオの世界とPCの世界のはざま

HD-DAC1は本当に面白い製品です。

今更、何を言っているんだということではありますが

10年前に発売されたものを、今頃 あーだ こーだ 楽しんでいるだけなのでご容赦を

HD-DAC1はヘッドフォンアンプとして売られたんですかね?それともDACでしょうか?

上の画像は、googleの検索の一部なんですが、ヘッドホンアンプの分類だったんですかね。USB-DACにヘッドホンアンプを一つにしました…だからUSB-DACが主体かな。型番はDACですからね。

USB-DACという割には入力はUSBとSPDIFがついています。まぁすごく珍しいわけではありませんが…

私はこれの音源というかソースとしてはPCしか使わないのですが、ちょっと興味を持ったのが、unlockとlockの動作ですかね。spdifはPCはOSが起動している間は設定したサンプリング周波数の無音信号を送出しているようでHD-DAC1はPCの起動と同時にDACのサンプリング周波数をLOCKします。この時ミュート状態から切り替わるのかリレーの動作音がヘッドホンにも入ります。何らかのアプリは音を出さない限りは無音信号が送出されているので本当に無音です。ボリュウムを目一杯上げるとアナログ回路からのノイズはうっすら聞こえますがまったく問題ありません。

PCの外部機器とは動作が違うなぁ(オーディオの世界の製品ぽいなぁ)と思ったのはUSB接続の時です。USB接続ではOSを起動しただけではデータが流れないのでHD-DAC1はunlockのままです。この時はミュート動作なので、完全に無音ですね。何らかのアプリが音を出すときにデータが流れ始めてLOCKされますが、データが止まるとまたunlockされます。毎回リレーがカチカチ音を立てます。まぁここまではいいでしょう。一番の違いを感じるのは、データが一瞬流れて、途切れるというか一瞬で止まった時です。LOCKしてリレーが切り替わりますが、データが来ない すると DACの入力が不安定になるのか、少し大きめのノイズが出力されます。うるさいというほどではないレベルですが、音がしないはずのタイミングでノイズか乗るのでおや?っていうくらいには気になります。ミュートが解除されているけど、無音だよというデータも流れてこないのでノイズが出るんだろうなと思ってます。これは先日書いた蜂が飛ぶ件とは違います。これオーディオの世界の製品がPCの世界へ寄せてきたから起こっているんだと思ってます。PCの世界からオーディオ側に踏み込んだUSB-DACならLOCKした後にデータが流れてこない時もDACには無音だという情報を流すのではないかと…HD-DAC1を作った人はオーディオの世界に真面目なんですな。DACにサンプリング周波数をLOCKする信号を流したんだから当然、間髪入れずにデータが流れてくるんだろうと思っているんだと思います。オーディオの世界ではたぶんそうなんでしょう。でもPCはアプリケーションは浮気性なんですな。

こうやって勝手な推測をしながら楽しんでいます。

長い時を超えて

コンセプトが似ている どこか振り切った製品が好きなのかな…

何の話かというと、当blogにはたびたび出てくるSU-MA10というオーディオアンプ。

と、今回、新入り(もちろん中古だけど)のHD-DAC1というヘッドホンアンプ。

どこが似ているのかって

両方とも1世代限りで次が作られてないこと

技術者が(理想を追い求めて作れる範囲で)好きなように作ったらしいこと

両方とも最終段の増幅率がゼロdBであるということ マランツの技術者曰くスピーカー向けのゼロdBアンプは理想形だけどなかなか大掛かりなことになるそうです

両方ともほぼ DACの出力→アンプ という構成。入力切替はありますが、音質コントロールはできないそのままの音しかしないこと なにも引かない・何も足さない的コンセプトはそっくり

強力な電源部を持っていること

スピーカー・ヘッドホンの駆動力が強い設計であるとうたっていること

コストがかかっているつくりなのに金額は抑えられていること

一つの理想形ではあるんですが音質をいじれない素の音しか出ないアンプはあまり好まれないんじゃないですかねぇ。

慣れてしまえば大好きになりますが、物足りなさを感じる人は多いのではないかと思うんです。

私ですか? 慣れてしまったというか、このある意味尖ったコンセプトにべた惚れですので

ただ、今回入手したHD-DAC1は発売当初からの持病持ちなので、それも入手したのは2014年モデルでもあるので、手持ちのヘッドフォンATH-AD1000Xではヘッドフォンアンプ部をmid以上のハイゲインにするとブーンと蜂が飛び回ります。ボリウムに関係しないので最終段に何か予想外のことが起きてるんでしょうかね。実に興味深いです。手持ちのもう一つのヘッドフォンAH-D2000に変えると蜂はいなくなります。この現象は本当に面白いですね。オープンエアと密閉と大きく違うのはそのくらいで、電気的な数値はあまり違わない両者ですが、片方のモデルのみ蜂が飛びます。

それでも、lowゲインでは蜂が飛ばずに実用できるのが幸いでした。最初は電源ノイズの回り込みかなとフェライトコアを入れてみましたが、そんなチョロいやつではありませんでした。せっかく付けたので付けたままにしてありますが。

RCAでSU-MA10にも繋いでいます。最初はHD-DAC1側を可変、SU-MA10をfixedにしてみましたが、またまた蜂が出現。今度はlowゲインでもいなくなりませんでしたので、使用を断念。HD-DAC1側をfixed、SU-MA10をaux1にしてみたところノイズレスになりました。HD-DAC1のダイアグラムのような物を見るとRCA可変はヘッドフォンのアンプ経由なので蜂の出現は予想範囲ですね。

当時のインタビュー記事とかを読みますと量産ギリギリまで部品の変更などをして音を詰めていたみたいなので、互換性テストみたいなものが十分にできなかったんでしょうか。でも、このギリギリまで尖った感じ好みです。初期不良と言ってしまう事もできるのかも知れませんが突き詰めたチューニングなんてそんなもんですよね。自分の環境で使えなかったらたまったもんじゃありませんけど。

面白いものを手に入れたなぁと思ってます。

音の感想はまた別の機会に。すごく気に入ってます

ふと、振り返ってみた

2013年6月にブログをここに引っ越して、定着するという記事を書いていた。去年、ここに移してから10年だったんだね。ほー

ブログとしてのスタートは2006年の記事までさかのぼれるけど、それ以前は何をしていたかな。思い出せない。

これからも、時々、何か書いていこうと思う

朝焼けと夕焼けと

新年を迎えたが、この夕景写真を撮っていたころ、周囲にいた人の携帯が能登地震の一報を受けていた。「震度7…」被災された方に心よりお見舞い申し上げます。羽田空港の事故も痛ましい限りです。どうか、平穏な平和な1年が過ぎますように

富士の東側にいるので、日の出と富士は一緒に捉えられない。ただ、朝焼けを受けてうっすら赤くなることがあるのでそれを狙って、日の出前からスタンバイしていた。

そして、夕景。完全なシルエットになる前の光が回り込んで、ほんのりオレンジに染まるのを狙ってみた。どちらも素子にごみが乗っていることに撮影後気が付いた。そろそろ、ニコンのサービスにクリーニングを依頼しようかなぁ

キーボード

どうしても静かなキーボードが欲しくなり、新しいものを導入することとした。

ブラインドタッチでタッタカ入力できるわけでもないけれど、長く触るものだけに、好みは反映したいということで、今まで、自宅のメインPCにはロジクールのG910rを使っていたのを、手前のキーボードに差し替え。手前のキーボードを使っていた環境を、奥のものに差し替えることにした。G910rも悪いキーボードじゃなかったけど、左や上に並んでいる拡張キーがいらなかったなぁ。うっかり押してしまうことがあって「あれっ??」ってなりやすい。ゲームとかでバリバリカスタマイズする人にはきっといいのだろうと思うけど。

黒いキーボードばかり好んで使っている。それも、光るやつばかり。結果としてゲーミングと名の付く3台だった。この写真の2台は1度設定すればPCを変えても設定が生きているので、訳あって制御ソフトを入れられないPCにつないでも使いやすい。G910rはそれができなかった。まぁいいけど。その代わり、ゲームとか起動するとそのゲームのモードにカスタマイズされた設定に切り替わる。

せっかく直したので

どれどれ、どんな乗り心地だっけとばかりに、近くの公園まで乗ってみた。

タイヤが柔らかいので、それだけでだいぶクッションがいい。

そういえばこんな乗り心地だったなぁ と懐かしい。なにせ、手元に戻ってきたのは20年ぶりくらいなのだから

それにしても自転車って頑丈だ。ゴムの消耗部品を変えるだけで、とりあえずは乗れる状態だったのだから。

一本だけ色づいていた木が残っていたので撮ってみた