最終改訂版以前の「びぶ朗」の歩度測定ルーチンは最初に捕捉したテンプの音からの間隔を測定し、表示するものでした。このルーチンは単純ですむのですが、ノイズに弱いのが難点でグラフはほぼ水平に延びているのに明らかに変な数字を出すことがかなりありました。その代わり測定時間が長くなると結果が平均化され実感できる数字が出せると思ったのです。
最新のものは、改良を加えた結果、極力ノイズを読み飛ばしグラフとも矛盾の少ない表示が出来るようになったと思います。それでもあてになるかどうかは、今後の検証次第だと思いますが。。。
やはりいちばん正確なのはグラフだと思いますので、グラフと矛盾するときは無視してください。グラフからは歩度を数字で読み取る術がないのが難しいところですが。。。
別のやりかたとして一振動ごとに歩度を示すのは可能ですが、表示が目まぐるしく変わるだけで正確性も欠くので採用を見送りました。衝突音はがんぎの歯1枚1枚で癖があり、最大音の発生のタイミングも微妙に違っているようです。1振動ごとだと非常にシビアなのでこの発生のタイミングの微妙なずれが歩度に強く影響してしまい表示がくるくる変動してしまうため正確に数字を読み取れませんでした。実験の結果、これが歩度になるとは考えにくいです。