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横に並べると笑っちゃうくらい大きさが違う2本ですね。

奥の小さいのが、最近連続して話題にしたAI AF Zoom Nikkor 35~70mm F2.8Dです。

今回の投稿は手前のレンズ NIKON ED AF NIKKOR 80-200mm F2.8の話です。35-70、80-200共にフードをつけています。80-200はねじ込み式の金属製のフードです。こんな古いレンズのフードでも、新品がamazonとかで買えたりします。便利ですね。

この2本は共に直進ズームという今ではみることも珍しくなってきたズーム操作をします。最近のズームレンズは回転式なので、ズームリングを回転させますが、直進式はズームリングを前後させます。そのために焦点距離のメモリが縦に刻まれているわけです。手前の80-200はズームリングとピントリングが共用式のためピントはリングを回転させて行います。AFの時にこのリングが回転してしまうと持つところが無くなってひどく扱いにくくなるわけですが、そこはちゃんとクラッチがついていてAF時には回転はピント操作からは切り離されます。フィルター枠やフードはしっかり回転伸び縮みするので、ピント操作で可動部分が全くないわけじゃないんですが。ちなみにズーム操作では全長に変化はありません。伸びません。35-70は伸びますけど。

前玉は77mmもあるので、持っているレンズの中では最大のもの。枠いっぱいにまでレンズがあるので、プロテクタフィルターをつけると若干けられる様です。そして1.2kgもあり持っている中では最も重いレンズでもあります。オークションで入手した時はAFが全く動作しない状態でした。分解して、AFは復活しましたが、原因はクラッチの固着でした。MF時にはAFモーターからの動力伝達をクラッチによって切り離すんですが、ここが離れたまま固まっていました。分解できれば部品を追加することもなくあっさり治ってしまうんですが、ほとんど情報がない中、分解するのが大変でした。

1987年から1992年まで作られていたこのレンズはAI-Sの表記はありませんが、AIレンズのマウントを持っているので、わりと普通に使えます。DレンズではないのでDチップなるものは搭載していないと思います。重量のある前玉のヘリコイドを回転させるためAFのギア比は大変低めに設定されています。そのためAF時の動作はぐーーーーーーんっと言った感じの動きです。

運動会とかで動きのある子どもにピントを合わせるのはもしかすると難しいかもしれません。

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この写真もピントは合わせられましたが、すごく焦りました。慌てたから羽切れてるし。。。

それもファインダーをのぞいた時は全面ボケているので、被写体は見えていませんでした。AFが効き始めてやっと見えてくる状態です。絞り解放だった為でもありますが。

古いなりの不便は当然あります。でも、よく写るし面白いレンズと思います。カメラボディと合わせて2kg越えです。ストラップや持ち歩くためのアクセサリーもそれなりのものを用意しないと疲れます。

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