ちょっと前にシグマの 28-70mmD f2.8 Aspherical EX の投稿をした。

あれを入手する前に持っていたのが、ニコンのAI AF Zoom Nikkor 35~70mm F2.8Dだった。下の写真のものとは違い、相当くたびれていた。ガタつきはあるし。傷だらけだし、それでも写りは好みで、入手した頃はよく持ち出して使っていた。くたびれ具合もピークと感じてきた頃、使用頻度が落ちてきたので、手放した後に入手したのがシグマの 28-70mmD f2.8 Aspherical EX だった。シグマのレンズを使い始めて、やっぱりどうも不満が残っていたところ、ほぼ新品と言っていい状態のニコン35-70mm F2.8Dに出会えたので、迷うことなく手を出した。

まず全体がマットブラックだとは知らなかった。以前のは使い込まれて塗装のつや消しが消えてテカテカしていたのだ。また、使い込まれていないものはズームにも適度な重さがあることも今回知った。前のものはあまりに軽すぎて、前後に動かすたびストッパーに当たるカチンという音がしていたが、それも当然のことながら無かった。

中玉の曇りなんて当然のように心配ない。値札もついていた。105000円税別と晩年の定価だから、モデル末期のデットストックに近い状態のものかと思っている。初代のAi AF Zoom-Nikkor 35-70mm F2.8Sの発売が1987年12月。消費税が1989年4月、Ai AF Zoom-Nikkor 35-70mm F2.8Dが97000円で発売されたのが1992年9月、Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)が発売になったのが1999年3月らしいけど、一体いつから105000円の定価で売られていたんだろうか。いつ頃発売かのヒントになりそうなものはもう一つ、レンズキャップ(写真には写ってないけど)が今のモデルと変わらない前から摘めるタイプであること。前のものはひと世代前のキャップだったので、取り替えられているのでなければ2000年ごろ切り替わっているらしいので最晩年のものということになりそう。(2006に生産が打ち切られたという書き込みを見ました。)

それにしても、1992年って平成4年なのである。平成のこの頃はまだフィルムカメラ全盛期で平成が終わろうとしている今、カメラといえばデジタルという状態になっているとは思いもしなかった。F2.8Sが1987年、昭和62年なので、昔といえば昔だけれども、31年前。写真って昔からあるイメージだけれども、一眼レフの歴史って案外浅いのかな?

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追記

歴代のレンズの製造番号や細かな違いを記録してくれているサイトを見つけました。それによると837839が最終製造番号で2005年まで製造されていた様です。このレンズの製造番号は827xxxと生産終了の1万番ほど手前。最後の頃の年間製造数はどのくらいかわかりませんが、5000本とすれば2003年(平成15年)頃のものでしょうか?upgraded D chipが搭載されているらしいです。

平成15年と言われると、チョット前という感じがします。昭和って書くだけでもかなり昔に感じて来ました。

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