epotanさんからもリクエストがありましたので、今回の変更についてすこし説明しておこうと思います。
びぶ朗の測定対象の一つである歩度とはテンプの等時性を数値で表しているものだと考えています。ここでいう等時性とはおおざっぱに言ってしまうと時間に対するテンプのふれの安定度のことです。
等時性とはグラフの直線性です(傾きではありません)。歩度がゼロでなくてもかまいません。そのかわり数値に変動が無い事です。
グラフを描くドットが若干でも波打っている時計を測定していて歩度が安定しているのは本来ならばおかしな事なのです。今までのびぶ朗もテンプの等時性を示してはいるのですが、1秒間を平均し、表示時間内でさらに平均かしているため、かなり甘い表示になっていました。そのため、歩度というよりは日差により近い状態です。時計の日差を調整する為にはあるていど便利ですが、本来の機能ではないと感じていました。
等時性がある時計は時間の狂いが安定している時計になるはずです。そういう意味ではいままでと同じ様に感じるかもしれませんが、少し違います。できれば、もう少し平均化しない生のデータを表示しようかとも考えていますが、さらに数値は変動し実用性にも疑問を持っていますので、どうするかはまだ未定です。等時性がとれている信号を入力できれば、下の様に歩度の表示は安定します。この例の場合はずーっとゼロを指し続けます
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時計を組み上げる時の最終調整の為のツールとしては等時性を表示する本来の機能がある方が「使える」と判断しました。ちょっと辛口のツールにシフトしたとお考えください。
ただ、日差の調整に使いたいという需要は理解しているつもりなので、日差は別の表示として復活させるかもしれません。しかし、これも未定です。今のところは少し前のバージョンも並行して公開しますので、お好きな方をご利用ください。

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