さて、再チャレンジです。ところで、脱進機の発するA音B音C音というのは結構一般的なのでしょうか?出典が判らないのですが。。。これはそれぞれ先に紹介した本の1、2、3にあたるのでしょうね。そんな前提から入ります。
まず、天輪の回転の中心を決めます。これはゼンマイのトルクがかからない状態にした時にアンクルサオがドテピンとドテピンのちょうど真ん中にある状態でしょう。
この位置を中心として天輪が左右に振れるのだとします。左右が均等に触れない状態が片振りです。
左右どちら側でも良いのですが、個人的にイメージしやすいので反時計回りから天輪をまわします。するとABCと音がして振り石が解放され右に振った天輪はやがてヒゲゼンマイの力と均衡した地点から押し戻されてきます。そしてabcと音がします。
ここまでは、私が皆さんに説明しなくてもきっと皆さんの方が詳しいぐらいでしょう。
片振りの測定はどうやるのかというと、
(A音からa音までの時間)と(a音から次のA音までの時間)や
(B音からb音までの時間)と(b音から次のB音までの時間)や
(C音からc音までの時間)と(c音から次のC音までの時間)
を測定すれば良いはずです。
ところが、「C音からa音まで」と「A音からc音まで」の間は振り石がフリーなので天輪は一定の動きをしますが振り石がアンクルハコの中に入っている間は輪列その他諸々の影響下にありますので毎回、時間にばらつきが出ることがあると思います。
それを前提に考えると「B音-b音」や「C音-c音」で片振りを測定するとテンプそのものの特性よりもその他の影響を受けやすくなるので純粋な意味での片振りは測定できないのではないでしょうか。
そこで、片振りは諸々の影響が一番少ないと思われる「A音-a音」で測定するのが最良と思います。今のところ「びぶ朗」はしきい値に影響されますのでスターグラフPC-1のパルスモード以外ではA音を捉えて測定しているとはいい切れないと思います。一般的なタイムグラファーも実はA音を基準にグラフを書いているのかもしれませんね。
ん〜書きながら思ったけど、「C音-a音」と「c音-A音」の差を測るのが一番左右されない片振りの測り方かな?天輪の自由運動だけを捉えてしまうのは意味が無いのかな。。。可能であればそのうち実験してみます。
皆さんのご意見をお聞かせください。
P.S.
技術的にも時計用語の使い方もおかしなところがあると思いますが、すぐに訂正いたしますので優しくご指摘ください。

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