職場で先輩が隣に座る。ふだん明るい先輩が妙に神妙な顔つきでだ。
「直してほしいんだけど。。。」
私「???」
「時計のゼンマイ切っちゃってさ。。。」
私「へ?今時のは滅多に切れませんけど?」
「40年位前のやつ、2つ」
私「2つ!?
どおりで、神妙なはずである。もちろん、時計屋ではないので私が直せるはずは無い。ゼンマイのストックなんて持ってない。が、先生に照会してみることにした。
手巻きの時計のゼンマイをまく時は「竜頭から指を離さずに、優しく、探りながら」である。特に古い時計は無造作に力任せに巻き上げると切れてしまうのだ。腕時計のゼンマイは指の力より遥かにか弱いのだから。
明日、その哀れな時計たちに出会うことになっているが、その時にどんなゼンマイの巻き方をしているのか見てみることにしようと思った。

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