皆さんはタイムグラファーって知ってますか?歩度測定機ともいいますけど…
歩度測定機の使い方には3段階あって
第1段階
単にすすみおくれを見る測定機として使う
第2段階
自分がやった作業に手落ちがないかどうかを確認するために使う。脱進機の調整が悪かったり、ゴミが入っていたりすれば測定機でこれを発見できる
第3段階
精密調整を施して時計に最高の性能を出させるのに使う。
だそうです。出典「時計修理技術読本」この本によると当時は種類もたくさんあって、
歩度測定機の種類を大別すると次の三つが挙げられる。
(1)記録式歩度測定機
(2)ブラウン管波形式歩度測定機
(3)ブラウン管遅速式歩度測定機
(1)は一番普及されている型で紙の上に時計の刻音が記録されるものである。チッコ・プリント(ドイツ製)、ビブログラフ(スイス製)、タイムグラファー(日本製)、スターグラフ(日本製)、ウォッチマスター(アメリカ製)などがこれに当たる。(省略)
(2)はテレビのブラウン管と似たようなもので形は丸く大きさ10cm〜15cmのブラウン管を持っている。(省略)この測定機は診断には便利であるが読みとりが記録式にくらべて多少面倒なので、記録式ほど普及していない。チッコグラフ、ウォッチグラフ、ウォッチルーペなどがこれに当たり、この式のものはだいたい日本製である。
(3)のブラウン管式は前のとくらべると波形が写らない点が異なる。(省略)この種にはウォッチチェッカー等の製品がある。
とありますから、9種類の名前が確認できます。
現在、残っているのはほとんど記録式です。時計修理の現場では当たり前のように使われている道具ですので、ホームページ等の書き込みでも時折、「タイムグラファーで精度を確認して」みたいな書き込みをよく見ますね。みなさんはこれの出力がどのようなものかご存知でしょうか?

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